組積の道具/加工用工具  組積石工技能  第3日目


超硬工具の出現により、石材加工は一変した。鞴(ふいご)を使った毎朝の道具作りから開放された。
超硬合金は、金属を加工するバイト(切削刃物)の先に取り付けられた、非常に硬い特殊合金で、第二次世界大戦中に砲弾の先に取り付けるために、ドイツのクルップ製鋼所で開発されたものである。
タンタルカーバイト、チタンカーバイト、コバルト、タングステンが主な原料で、この超硬合金を普通鋼でできた石鑿、コヤスケなどの台金に特殊真鍮溶接し、超硬工具ができあがる。


 
送風機

ホドワクと目皿