日本の組積文化
組積石工技能
第1日目
「奈良時代」
統一国家の体制がようやく確立する時期で、都市が出現し、宮殿や官衛の建築が盛んとなる。
石材は、礎石や組積構法の基壇の石壇(壇上積)等に多用され、切り石の規格材が産出される様になる。
また北九州から瀬戸内海沿岸にかけ作られた山城には、大陸からの侵略に備え、高さ1m位の切石積が山頂から稜線の外側に数kmにもおよび築かれた。
筑前国分寺跡の講堂礎石