アーチ・ボールト・ドーム構法  組積石工技能  第1日目



ボールトは簡単に言えばアーチの連続体で、ドームはアーチを回転させたものであるが、遺構としても完全な門形アーチよりも、古いドーム屋根構法が存在していたようであり、ドームとアーチの技術は、それぞれに発達していたと考えられる。
アーチやドームはでき上がってしまえば極めて安定した構造物となるが、施工過程が不安定であるといた欠点を持っている。そのため土や木で仮設の支持体を造るのが普通である。