木材と性質  家具木工技能 第2日目


天然乾燥
天然乾燥で得られるのは気乾含水率までで、家具、建具などの材料としては乾燥が不十分である。そのため人工乾燥の予備乾燥として天然乾燥が行われる。
天然乾燥は桟積みして行われ、桟木には1寸程度の角材が使われ、乾燥する板材が薄いほど桟木の間隔を狭くする必要がある。
大気の乾燥している時期に乾燥を開始するようにし、材種や板厚によっても異なるが、気乾状態になるまでには100〜200日程度必要である。