木材と性質  家具木工技能 第2日目


全乾状態の木材を空気中にさらしておくと、水分を吸収して、周囲の状況に応じた含水率になる。この含水率を平衡含水率といい、大気中のそれを気乾含水率と呼んでいる。
気乾含水率は大気の湿度や温度によって異なってくるが、日本では10〜18%でその平均は15%ほどで、これを標準含水率という。ヨーロッパは日本より乾燥しているため標準含水率は12%となっている。