C.木造住宅の工程管理 15.内装工事  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
13.天井下地

   天井材の厚み等に合わせて、たわみが生じないよう303mm~500mm間隔で30mm×40mm程度の材で野縁を組みます。カーテンボックスやトップライトが絡む部分については、設計に従って開口を設け、ダウンライトが絡む部分の野縁は逃がすなどの対応をします。野縁に野縁受を半間程度の間隔で取り付けたのち、吊り木を半間程度の間隔で梁や吊り木受けに留め付け、天井のムクリ等を考慮して調整しながら、野縁受と垂木を緊結します。
 防音等に配慮する必要がある場合は、防振吊り木等を使用することを検討し、取り付けに際しては、製品の施工要領を確認して取り付けます。
 天井に石膏ボードを張る場合、耐火構造等の指定がない場合、9.5mmまたは、12.5mmのものをビスまたは、釘で150mm内外のピッチで留め付けます。取り付けに当たっては接着剤を併用します。また、野縁以外の部分で生じる石膏ボードの継ぎ目部分には、受け材を入れます。