C.木造住宅の工程管理 15.内装工事  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
11.下地調整

   石膏ボードが張りあがった後、クロス張に当たって、下地の調整を行います。ボードの継ぎ目、ビス頭、出隅コーナー、入隅コーナーなどの部分に、下地処理を行います。
 ボード継ぎ目、ビス頭は、こてを使用して、パテを押し込むように塗り付け、継ぎ目の凹凸をなくします。入隅コーナーに隙間がある場合は、同様にパテを入れるか、コーキング材等で目止めを行います。出隅コーナーはコーナービードを取り付けるなどしたのち、ビードの厚みで発生する段差をパテで均します。
 下塗りのパテが十分乾燥してから、パテの凹凸をサンドペーパーで均します。再度パテを上塗りし、十分乾燥した後、サンドペーパーで余分なパテを削り落とします。
 削り落としたパテのかすを清掃します。