C.木造住宅の工程管理 14.塗装工事  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
5.油性ステインと合成樹脂ワニス塗り

   油性ステインは、木部に用いられます。1回塗り以上とし、塗り残しやムラが無い様に塗布します。木目を表す場合、塗布後に拭き取りを行います。木地に塗料が浸透するため、接着剤ややになどが塗装面に残っていると塗料が浸透せず、色抜けとなりますので注意が必要です。 
 ステインの着色のみで仕上げとすることもありますが、表面を合成樹脂ワニス塗りで被覆する場合は、この後に塗布を行います。一度塗布すると木繊維が起きあがってきますので、十分に乾燥後、下塗り表面をサンドペーパーで滑らかにしたのち、上塗りを行います。