B.木造住宅の施工計画 10.仮設・養生計画  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
3.施工計画書に基づく管理

   工事現場から発生するネガティブな情報を如何に少なくし通行人や近隣に対しての配慮且つアピールをすることが現場には求められます。その為には見える現場の状態を安全にスムーズに進めることになります。通行人や近隣は大きな騒音や振動があると心理的に不安になりクレームを言ってくる場合があります。クレームは工事が進行出来なくなる場合がありますから現場管理を行う上では避けなければなりません。
 仮設計画は内から出る情報と外から持ち込む情報の2つを具体的に指図する目的としています。現場(目的地)までの搬入車両の道順や隣地境界線に掛けるシートの選定など安全に進行出来る想定を十分に検討することが必要です。