B.木造住宅の施工計画 10.仮設・養生計画  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
仮設計画 (かせつけいかく)
建物本体を完成させるために設ける一時的な施設の種類・規模・配置・建設時期・撤去等に関する計画である。仮囲い・ゲート・仮設通路・仮設トイレ、ごみ分別保管所など共通仮設計画と、足場仮設など個別仮設計画とがある。
足場計画 (あしばけいかく)
足場は、安全性確保のため、法令および関連規則があり、計画の届出をはじめとして、危険を防止するための措置および構造等が定められている。具体的には、労働安全衛生法、安衛法施行令、労働安全衛生規則、建築基準法・同施行令、告示・ガイドライン等の通達、を順守して足場の設置を計画しなければならない。
保護管 (ほごかん)
配電線の近くでクレーンなどを使用して工事施工さする際に、電力会社が取り付ける電線の絶縁カバー。前もって電力会社に連絡すると、設置してくれるが、絶縁カバーを施した後でも、電線との接触は絶対にさせないよう、注意して工事を進める必要がある。
養生計画 (ようじょうけいかく)
工事現場における材料・材質の管理、仕上部材の損傷防止管理、危険防止にかかわる管理など、現場作業を適切に運営するための保護管理計画である。