B.木造住宅の施工計画 02.設計からの引き継ぎ  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
5.設計者に対する疑義の申し立て

   設計図書を読み込むに当たり、必要な書類を設計者に揃えてもらう必要があります。施主の打合せが遅れ、図面作成が後出しとなり、その他の図面と整合性が合わない事があってはいけません。必要図面が揃い、トータルで施工に関わる事項を読み取る必要があるからです。また建築確認申請が下りた後での設計変更は、コストと時間がかかります。現場監督が図面チェックし、建築計画が変更となる項目が出た場合には、キチンと設計者に申し立てするようにします。これを押さえる事で、現場での手戻りや手待ちを無くす、重要事項となるからです。