B.木造住宅の施工計画 02.設計からの引き継ぎ  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
6.設計者からの途中変更に対する対応

   住宅建築に変更は付き物です。計画から工事の完成まで、施主の夢と希望は大きなものです。それに答えるために設計者の苦労と力量が表れます。現場監督としては、まず変更した内容を把握する事が必要になります。施主との打合せ議事録や増減の見積書、変更図面を設計者に提出してもらいます。
 また変更した内容を、現場に入る職人へ伝えるためのルールを、決めておかなければなりません。さらには工事が進捗している場合に、変更が可能かどうかと言った事を、設計者に伝えるために工程表を作成して、設計者と現場監督がお互いに、工程を共有し、施主との打合せを進めることになります。