木取りと木目  大工木工技能  第1日目
製材された材木を見ても、どちらが末口でどちらが元口であるかを見分けるのは、初心者にとってはなかなか難しい。
まず木口(こぐち)の断面を見て赤身が多い方が元口である。さらに木口の年輪の数が少ない方が元口である。
また節が木表側に上がっている方が末口、逆に木裏では節が下がっている方が元口である。
最後は重心がどこにあるかを調べ、重心が偏っている方が元口である。



元口側     末口側