石材の加工と道具
組積石工技能
第2日目
3本セリ矢は、下穴を開けて、その中に二つの羽根を入れ、羽根と羽根の間に中矢を差し込む。中矢を順に玄翁で叩き込むが、玄能の重さは矢の大きさによって替える。
3kgから5kg位が好ましいが、細い矢の先は2kg位のものでもよい。23kg、30kgといった玄翁を使用した安土桃山・江戸時代に比べると、格段な道具と技術の進歩であると言える。