日本の組積文化
組積石工技能
第1日目
「桃山時代」
戦国時代とも言われ、織田信長、豊臣秀吉等の武将によって大規模な城郭が築かれた。
初期の石垣は、自然石を用いた野面積であったが、その構築技術は集中的に発達し、やがてそれは間知石の出現となる。
城郭や大邸宅の築庭には豪壮華麗な石組がなされ桃山時代の特徴となっている。
こうした豪華さとは対照的に「わび」を求めた茶庭が発達し、敷石、飛石、手水鉢などが庭園施設として巧みに組み込まれた。
安土城天守台石垣