ローマ・積み上げる文明  組積石工技能  第1日目


古代ローマは都市の文明であり、1つ1つ石を積み上げて築いた文明であった。この猛烈な都市建設文明の時代を通じてレンガやコンクリート技術も発達し、アーチやボールドやドームの技術も発展した。
石や砂をセメントと水で練って、型に注ぎ込んで固めるといったコンクリート技術は、すでにこの古代ローマにおいて相当の水準に達していた。
ローマ文明の特徴の1つは、こうした高度な建設技術が、こうした実用的な公共建築に活かされた事である。




 
ポンペイの遺跡