組積構法の歴史  組積石工技能  第1日目



記念碑としての石積み、王墓としての石積みは、やがて神殿という形に発展して行く。古代エジプトも新王朝時代になると、ピラミッドよりも神殿が多く造られるようになる。
中でもカルナックのアモン大神殿は、紀元前14世紀から何代かの王によって築かれ、壮大さにおいては他を圧倒している。
その巨石を積み上げた柱列の群れは、むしろピラミッドやパルテノンより雄壮で圧倒的であり巨石積み神殿建築の代表格であると思われる。