組積構法の歴史
組積石工技能
第1日目
最大最古と考えられるクフ王のピラミッドは、底辺の一辺が約230mで、高さ146mに達する。積み上げられた石は石灰岩で平均2.5t、最大のものは15t程度とされる。
ピラミッドの周囲に泥レンガで斜道を造り、木製の橇(そり)に石を載せコロとロープで引き上げられたものと考えられている。
この大ピラミッド構築には、ナイル川から石を運ぶための道路を造るのに10年、石を積み上げるのに20年を費やし、その間に10万人を必要としたとされる。