石の組積工  組積石工技能  第1日目



明治時代になり、西欧の建築様式が取り入れられ、半円アーチやボールド・ドームなどの石の組積による建築が行われるようになった。
しかし大正12年の関東大震災により石積建築の耐震性が問われ、建築の法的規制を受け石材は主要構造には採用されなくなり、鉄筋コンクリート造りの外積みや、装飾的なものに限定されるようになってしまった。
今後の石の組積工は修景的要素が強くなり、外構工事において重要な役割を担うものと考えられる。



旧日本郵船(株)小樽支店(明治39年10月竣工)