落ち掛かり墨  大工規矩術技能 第7日目


隅木の中心線と口脇墨との交点を@とする。指金の長手を@に合わせ、矩手を口脇墨に合わせ、長手に殳、矩手に勾をとり、Bとする。
平の勾配@、Aに墨を引き、隅木の左側面との交点Cとする。
右側面の口脇墨との交点をDとし、CおよびDから仕込み寸法だけ下がった点をそれぞれE、Fとすると、E、Fは落ち掛かり墨となる。