隅勾配から割り出される勾配  大工規矩術技能 第2日目


隅勾配の基本図は、殳を基準に隅勾を立ち上げた直角三角形である。斜辺は隅玄と呼び、直角の頂点から隅玄に下ろした垂線を隅中勾という。
隅中勾によって分けられた玄は、隅長玄、隅短玄と呼ばれる。
隅勾配は、殳の裏目と勾からも求めることができるが、隅中勾、隅玄などは殳に対しての長さで示される。