C.木造住宅の工程管理 16.外構工事  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
3.外構工事を円滑に進める

   外構工事は、計画によりライフライン(ガス・水道・電気)の配置から他業種(タイル・左官、エクステリア、ブロック、植栽等の)の工事業者が施工に携わります。この現場を円滑に進めるためには現場監督の施工計画と工程管理が重要な要素をもっていますが、外構工事は文字通り外部の工事であり天候や気温にも左右されやすい部位工事でもあります。
 工程計画は十分な工事期間を見込んで計画をすることが望ましいです。外構工事は、給排水関係、雨水升関係の埋設から、インターホンや街灯などの電気配線工事が先行して始まることから、足場解体後早々に工事を開始できる準備を進めておくなど、無理のない工程計画の中で工期の余裕を生む管理が求められます。