木目と鉋の使用法  大工木工技能  第7日目
板目の場合、中心部(心材)側を木裏(きうら)、外周(辺材)側を木表(きおもて)と呼んでいる。
しかも木は下から上に成長するので、年輪の数は上に向かうにつれ少なくなってくる。
木はいわば円錐形のキャップを積み重ねたようになっているので、これを鉋で削るとなると、削る方向によって木目が隆起するといった逆目(さかめ)が生じる。