刃物の研ぎの手順  大工木工技能  第4日目
仕上げ砥での研ぎは、切刃の面を滑らかにし、さらに刃返り(はがえり)がなくなるまで表と裏を交互に繰り返し研ぎ合わせ、きわめて鋭利な刃先を作るようにする。
表刃7回、裏刃3回といったペースで、ときどき指先で刃先の状態を調べながら、数回程度研ぐのよいとされている。
刃先に白い線が見えたり、刃先で像が歪むようでは、切刃が丸刃になっている。研ぎとしては失敗である。