研ぎの道具
大工木工技能
第3日目
顕微鏡写真を見ればわかるが、「研ぐ」という行為は、刃先(鋼)に傷をつけ、その傷を徐々に小さくしていくということである。
刃先は、この傷の大きさで、鋸のように「ぎざぎざ」になっており、「ぎざぎざ」が大きな状態ではきれいに削ることはできない。傷が小さければ小さいほど、削った木の表面は「つるつる」になる。
荒砥で研いだ状態の切刃(109倍)
中仕上げ砥で研いだ状態の切刃(109倍)
仕上げ砥で研いだ状態の切刃(109倍)