鉋の機能と構造			大工木工技能　　第２日目
鉋身の刃のついている表馴染みに当たる側を甲（こう）または表（おもて）、反対側を裏（うら）と呼んでいる。また刃の表側を切刃、裏側を裏刃といい、刃の先を刃先（はさき）、刃の両脇の部分を耳、刃裏の黒く窪んだ部分を裏すき（うらすき）と呼んでいる。 この裏すきは日本の鉋刃や鑿の特徴で、これにより刃の裏を平らに研ぐのを容易にしている。 裏金（うらがね）は押さえ金とも呼ばれるが、表側を甲（こう）、刃と反対側の飛び出した両脇の部分を耳と呼んでいる。