鉋の機能と構造  大工木工技能  第2日目
押溝は鉋身の抜きさしを繰り返していると、磨耗して緩くなることがある。この場合は表馴染の表面に紙や鉋屑などを貼り付け、しまり加減を調節する。
また鉋台が乾燥して収縮し鉋台が割裂するのを防ぐとともに、鉋身を多少斜めに調節できるようにするために、鉋身の小端と押溝の両サイド部分との間には、わずかな隙間があるようにして、余裕を持たせておく。