道具の種類  大工木工技能  第2日目
A.墨壺(すみつぼ)
長い直線を引くのに用いる道具で、大きな穴に綿を入れ墨をため、その中に糸をくぐらせ、糸の先端に付けた軽子(かるこ)のピンを木材に刺して固定、糸を上にぴんと引っ張り弾いて直線の墨付けを行う。

B.墨差し(すみさし)
指金に当て直線を引いたり、文字や記号を書くための道具。竹で作られ片側は板状で先端を細かく割って刷毛にし、反対側は棒状で金槌で叩いてつぶし筆のようににしたもの。板状の方は線を、棒状の方は文字や記号を書くのに使う。