追掛大栓継ぎ  仕口継手技能  第6日目
相欠きにあごを付けた略鎌系の継ぎ手の一つで、桁、母屋、梁などの継ぎ手として用いられる。上木、下木のすべり込み部分には、1/10程度のすべり勾配を持たせ、二つの材を引き寄せ、胴付き部分が密着するようにする。
継ぎ手の中では、強固なものの一つで、材成(せい)の3倍程度の長さの継ぎ手が最も強度が期待できる。