鑿切りの手順  組積石工技能  第6・7日目


(2) 次に荒取りする面の後ろ側に立ち、内鑿(うちのみ)を入れた角からから順に面を意識しながら、線彫りをして行く。鑿を左手で持ち荒取り面を後側から見て右上から左下に向かって石頭を打ち込みながら線彫りしてゆく。
鑿はほぼ3cm間隔で入れてゆく。斜めに線彫りするのは、石頭を打つ時に手の動きが右上から左下に打つのが一番打ちやすく力も入るからである。