人力による運搬  組積石工技能  第4日目

(3) 巻玉という方法があるが、これはロープを石に縦に掛け、ロープの両端を結び輪にする。下側のロープを足で踏みずれないようにして上側のロープを引き石を回転させながら移動させるものである。
こうした巻玉で石を回転させるには何人が必要であるか実験してみよう。足でロープを確実に踏まないとロープがずれて回転しない。
石の前方の下側の角が支点となって、上の反対側の角が力点となって力のモーメントとして作用させることができるので、曳きずるよりは少ない人数で石を移動させることができる。石の回転を考えて石から十分離れて立ち引っ張るようにする。