東洋での石積み
組積石工技能
第1日目
石を積み上げて行く建築構法は、西洋だけではなく東洋にももちろん見られる。しかし東南アジアは西アジアと比較すると樹木が多く、建築には古来木材を使うのが普通で、石を積むのは宗教建築に限られた。
日本では仏教寺院も木造であるが、東南アジアでは、仏寺は石やレンガを積み上げる組積み構法が普通である。なかでもカンボジアのアンコール・ワット(12世紀)が有名である。