ねじ組  大工規矩術技能 第7日目


隅木が落ち掛かる直交する二つの桁を組み合わせる場合、隅木が勾配をもって落ち掛かってくるので、直交する二つの桁相互を通常用いられる水平の渡り欠きでは、極端に薄くなる部分が出てきてしまう。
桁前面の方が落ち掛かりが深く、後面の方が浅いことから、敷き面に勾配をつけたのが斜め相欠き組である。