刃の調整の手順
大工木工技能
第5日目
裏金は鉋身の刃先から0.3mmぐらい下げるようにするが、中仕工、荒仕工ではこの間隔を広げ、それぞれ0.3〜0.5、0.5〜0.9mm程度にする。
裏金は逆目になるのを防ぐため、削り出された削り屑を折り曲げ、削り面に垂直に鉋屑を立てるようにするが、鉋屑が厚くなるとその角度をゆるくしないと鉋屑が切れてしまう。そのため中仕工、荒仕工になるにつれ鉋身の刃先からより下げるようにする。
裏金の引込み長さ
荒仕工
0.9〜0.5mm
中仕工
0.5〜0.3mm
上仕工
0.3mm以下