鋸の機能と構造  大工木工技能  第2日目
鋸で挽いていく際に、鋸身と木材との摩擦を少なくし、オガクズを効率良く排出するために、鋸歯の歯先を一枚ずつ左右外側に広げ、鋸身の厚さより歯先間の幅を広げている。
これをアサリを出すといい、通常アサリの幅は鋸身の厚さの1.3から1.8倍程度までで、硬材を挽く時は少なめに、水分を含んだ生木や軟材などでは多めに調整したものがよい。