鑿の種類と用途
大工木工技能
第2日目
(1) 追入(おいいれ)鑿
造作材の細工などに使われ、五厘(1.5mm)から五分(15mm)まで五厘刻みの幅のものがあり、五分から上は一分刻みで3寸鑿まである。
(2) 向持(むこうまち)鑿
ホゾ穴をあける鑿で幅は3mm.から15mm.で幅は狭くおもに建具・家具などで使う。
(3) 厚(あつ)鑿
厚鑿は叩き鑿とも言い構造材の加工に用いられる頑丈な鑿で大きな穴を彫るのに使う。
(4) 円(まる)鑿
刃先の断面が円弧状になっており、凹曲面を削るのに使う。