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1745年から47年に建てられた、シミウォビツェの領主の穀倉。
1階建ての穀倉は、シングル葺き板で覆われた、垂木構造の高い棟の入母屋屋根となっている。丸太組み構造と柱・厚板の構造で建てられた壁は、隅は端から延ばされた重ね相欠き継ぎで固められ、石積みの基礎の上の丈のある土台の上に置かれている。穀物倉の屋根の比率は調和のとれた美しいシルエットを持っており、妻側の三角壁は屋根勾配に合わせ板が斜めに張られている。入母屋屋根の妻側の棟端部には、コズベク(kozubek)」と呼ばれる装飾的な屋根材で葺かれたバスケットが置かれている。
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