軒桁の峠と口脇墨
大工規矩術技能
第6日目
桁上端を峠より下げる場合、峠@からAに峠墨を引く。
次にAからBに垂線を立ち上げ、@、Bを垂木下端(平勾配)にする。
@、Aに平行に@から桁の下がり寸法を取ってCからDに桁の上端墨を引く。
B、@を桁上端の角までのばしEとする。B、EとC、Dの交点をFとする。
Fから陸水でGまで引けば口脇奥行墨になる。
C、Dと桁上端の角をHとし、E、Hの長さを、Hから立水にとってIとする。Iから陸水でJまで引けば口脇墨になる。