垂木割り
大工規矩術技能
第6日目
(1)本繁割り
社寺などに用いられるもっとも厳格のある垂木割りで、垂木の下端幅をあきとする小間返しと、垂木の成をあきとする背返しとがある。
本繁割りでは垂木間の心を柱心にする。また垂木幅+垂木間を一枝(いっし)と呼び、柱間を何枝にするかによって、垂木幅も垂木間も決まってくる。