上端45°切りの下端切り墨
大工規矩術技能
第5日目
隅勾配返し切りの場合の、下端の切り墨は、隅長玄の返し勾配で求めることができる。
隅木の半幅を殳とすると、@、Aは殳で、A、Bは隅長玄となっている。
E、Fは殳、C、Fは隅長玄である。C、F、Eの直角三角形と、E、G、Hは相似なので、下端の切り墨は隅長玄の返し勾配であるといえる。