土台の材種 |
(どだいのざいしゅ) |
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基礎の上に敷くもので、建物全体の荷重を支え、その荷重を基礎から地盤面へ伝えるもの。木造住宅では最も大切な水平部材で高い耐久性を求められる。主な材種として注入米栂(防腐処理してある米栂)、米ヒバ、桧などが使われている。 |
土台の継手位置 |
(どだいのつぎていち) |
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土台の継ぎ手は構造耐力上問題の少ないところに設ける。継ぎ手というのは弱い部分なので柱の下には設けない。下に欠損しない基礎があり、柱から300mm程に設定し、継ぎ手そばの上側の土台(雄木)にアンカーボルトが必要となる。土台継ぎ手は材料の定尺長さと組む順番を考慮して継ぎ手位置を決定する。 |
土台のアンカー位置 |
(どだいのあんかーいち) |
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土台と基礎を緊結させるのがアンカーボルトで、一般的に@耐力壁の両端の柱に近接(200mm内外)した位置、A土台切れの箇所、土台の継手及び仕口の上木端部、Bその他は、約3m以内の位置とされている。 |
束と大引の緊結 |
(つかとおおびきのきんけつ) |
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基礎束と大引は、かすがいあるいはプレート金物で緊結する。 |
土台と大引の緊結 |
(どだいとおおびきのきんけつ) |
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土台と大引は、腰かけ蟻継ぎなどの仕口で緊結されるが、突きつけで行う場合には、金物で緊結しなければならない。 |