C.木造住宅の工程管理 19.美装工事  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012

美装工事に関して、次のうち間違っているものはどれですか。
美装工事とは、工事終了後の引渡し前に現場監督が行う、室内のクリーニングをさす。
お客様が特に清掃をしなくてもそのままで住める程度まで清掃をするのが原則である。
開口部のガラスやサッシ枠、内部の各種金物磨き、床、家具、設備機器の清掃、場合によりワックス掛けも行う。

美装工事に関して、次のうち正しいものはどれですか。
監督は美装工事終了後に、床や枠の養生材をはがし、養生材の下に残っている木くずなどを軽く清掃しておく。
端の養生テープの粘着力でも、床材などの仕上げ材を痛める事になるので丁寧に剥がす。
清掃範囲は主に室内なので、床下や小屋裏などは清掃する必要はない。

美装工事に関して、次のうち適切でないものはどれですか。
美装工事の終了後、床の傷やへこみのチェックを行い、補修の必要があれば大工や補修専門の業者にて補修を行う。
塗装やワックス掛けを行う場合は、先にワックス掛け等を終了してからフローリングの補修を行う。
美装業者が汚れ落とし剤や床ワックスを使用する場合は、シックハウス対策品か、社内グレードにあった物かどうかの確認をする必要がある。