C.木造住宅の工程管理 17.電気工事  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012

仮設電気工事について、次のうち間違っているものはどれですか。
仮設ポールは、引込みがし易く、隣地を横断せずに出来る限り外構工事などに邪魔にならない位置に設置する。
現場周囲の既存の架線(電気、電話、その他のケーブル)には万が一の接触に備えて保護管を設置する。
仮設電気工事の申請は施主が直接電力会社に行わなければならない。

配線工事の管理項目として、適切でないものは次のうちどれですか。
配線が支持具やステープルなどで柱、梁にしっかりと固定され、あそびやたるみがないか確認する。
構造材への配線孔や欠き込みなどで大きな欠損が出ないように配線ルートについて打ち合わせる。
木工事や内装工事で行う釘打ちや、ビス止めなどでケーブルの損傷がおこらないように配線ルートを工夫し、危険な個所は保護管を使う。
内装工事終了後、テスターで絶縁抵抗値を測定して導通確認をする。

器具取付け作業手順に関して、次のうち正しいものはどれですか。
天井、壁の下地石膏ボードを貼る前に各種器具の取付けの作業を行う。
各種器具の取付け作業後に導通検査を行い、本設工事申請を行う。
本設工事申請を行ったらメインブレーカーをあげて使用できる。
各種器具の取り付け作業を行ったら、仮設電気の引込み線を撤去する。

その他の電気工事について、次のうち間違っているものはどれですか。
火災報知機は、寝室、階段、台所への設置が全国一律に義務づけられている。
電気配線工事と同時期に外壁貫通スリーブを設置する。
電話線、TV配線、光ケーブル、LANなど通信関係の配線は、CD管による配管を施してその中に通す場合が多い。