C.木造住宅の工程管理 13.タイル工事  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
目地割り (めじわり)
意匠的に美しく、納まりよく目地を割り付ける事。
水勾配 (みずこうばい)
屋根、土間床、配管などで水が自然に流れるように設置する必要最小限度の傾き。おおよそ1/100程度になることが多い。
タイル張り (たいるばり)
コンクリートやモルタルを下地としてタイルを貼っていく工法である。木造ではモルタルで下地を作った後に、タイルを張り込んでいく。また最近では外壁のタイルは、乾式工法が用いられている。湿式工法のモルタル下地の代わりに、タイル専用に作られたサイディング素材の下地、あるいはデラクリートといった外装下地材料に直接タイルを貼り付け、あるいは引っ掛ける工法で、湿式工法に比べて工期も短くでき、メンテナンスも容易と言われている反面、コストは湿式工法よりも高くなる。
目地詰め (めじづめ)
タイルとタイルの間に目地用のモルタルを詰めて、目地を綺麗に仕上げること。木造住宅の現場のように小規模のタイルの場合は、タイル屋が目地詰めまで行うが、マンションなどの大規模なタイルの場合は「目地屋」がタイルの目地を仕上げる。