現場監督ＷＢＴ知識テストＣ１２

Ｃ．木造住宅の工程管理

１２．左官工事

ラスモルタルの下地に使用する防水紙として、適切なものは次のうちどれですか。
アスファルトフェルト430
アスファルトフェルト8kg
透湿防水シート

一般的なラス網の取り付け方法として、適切なものは次のうちどれですか。
アスファルトフェルト等を張り付けたのち、建物下部から張り上げる。
タッカー釘で、200～300mmピッチで留め付ける。
開口部のコーナーでは継手は設けないようにし、１枚ものを切り込んで貼り付ける。補強として100×200のラス網をできるだけ開口に近づけて斜め張りする。
ラス網は、サッシや水切りに触れるように、寸法をきちんと測って切り止める。

下地モルタル塗りの方法として、適切でないものは次のうちどれですか。
下塗りは、ラス網に十分入り込むように下塗りモルタルを圧をかけて塗り込む。
下塗りの塗り厚は、ラス網より１mm程度厚くし、上塗りが付着しやすいようにラスこすりを施す。
上塗りはセメントを多く調合したモルタルを使用し、塗り厚6ｍｍ程度で平滑に塗り付ける。
養生期間は、2週間以上できるだけ長く確保し十分に乾燥してから、仕上げ材の下地処理を行う。

床コンクリート面にモルタルを施す場合の方法として、適切でないものは次のうちどれですか。
付着を良くするためコンクリート打設後2週間程養生してから施工する。
塗りつけは硬塗りモルタルとし、水平や勾配、等に注意して定規ずりを行う。
水の引き具合を見ながらコテで平滑に仕上げる。