C.木造住宅の工程管理 11.造作  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012

階段の造作に関して、次のうち適切でないものはどれですか。
現場で階高を実測して設計図書と照合し、ずれが生じている場合は設計者に確認する。
原寸図を起こして納まりの確認を行い、材料に墨付けを行い、加工する。
柱や間柱に段寸法に応じた高さ方向の墨をつけ、階段の取付位置を確認する。
手すりは、施主の要望があれば取り付ける。

和室の造作工事の順序として、正しいものはつぎのうちどれですか。
 @落とし掛けを取り付けたのち、天井しゃくりを行い、廻縁を取り付ける。
 A天井板を取り付ける。
 B建具の形状を確認し、敷居、鴨居を取り付ける。
 C付け鴨居を取り付けたのちに長押を取り付ける。その際、床柱と長押の納まりを確認する。
 D柱と壁のちり寸法を確認し、畳寄せを取り付ける。

C→@→A→B→D
B→@→C→D→A
D→C→B→@→A

床の間の造作工事について、右の図の@及びAの名称として、正しいものは次のうちどれですか。
A:天袋、B:床柱
A:長押、B:鴨居
A:落とし掛け、B:床框


幅木の取り付けタイミングについて、次のうち間違っているものはどれですか。
ボードじゃくりのあるタイプは、フローリングを張り、壁下地材施工後に壁際の床面に取り付ける。
入り幅木は内壁下地取り付け前に軸組に取り付ける。
内壁仕上げ後に取り付ける幅木は、接着剤とフィニッシュネイル併用で取り付ける。
ソフト幅木はクロス張等の仕上げ後に接着材を用いて貼り付ける。