C.木造住宅の工程管理 08.建具・ガラス工事  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012

外部建具の防火性能に関して、次のうち間違っているものはどれですか。
準防火地域又は防火地域で、延焼の恐れのある部分に含まれる開口部は、防火設備又は特定防火設備の防火性能が必要である。
サッシではなく、防火性能を有する雨戸やシャッターで必要な性能を確保することも可能である。
法23条地域では、アルミサッシを使用することはできない。

外部建具の取り付け時の注意点について、次のうち間違っているものはどれですか。
入り隅に取り付けを行う場合は、フィンへの釘打ちや、入り隅部の外壁の仕上げの施工などを考慮し、50mm以上の離隔距離を設ける。
バルコニーの掃き出し窓取り付けの際、下部のフィンの釘打ちに関しては、防水層を貫通する形となるため、釘穴に対する防水措置が必要となる。
サッシ枠をひし形にゆがませると接合部に隙間ができ、止水が切れる可能性が高いので、搬入後の保管、取り付けの際は枠をゆがませないように留意する。

洋室の木製建具の取り付けに関する以下の文章の空欄にあてはまる言葉の組み合わせとして、適切なものは次のうちどれですか。
「引き戸の場合、鴨居や敷居又はVレールは事前に大工工事で取り付けてあり、吊り込んだ後( A )の調整を行う。返しと( B )部分の調整を行った後、引き手や錠等の金物を建具に取り付ける。」

A:丁番、B:ラッチ金物
A:建てつけ、B:召し合わせ
A:レール、B:下部ガイド

ガラス工事に関して、次のうち適切でないものはどれですか。
アルミサッシに使用するガラスは、組み上がった状態で納入されるのが一般的なため、現場においては指定通りのガラスが組み込まれているかの確認を行う。
木製枠や、コンクリート枠等にガラスを入れシーリングで押えて取り付ける場合は、ガラスが下枠部分に接しないようセッティングブロックを設置し、その上に載せる。
ガラスの保管は、破損の危険があるため、原則として現場では行わない。仮置きの場合は転倒しないよう必ず寝かせておく。