B.木造住宅の施工計画 14.上棟式・施主対応  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012

上棟式に関係する次の語句と、その読み方の組み合わせとして、間違っているものを1つ選んでください。
幣束 − へいそく
直会 − ちょくかい
木遣 − きやり
祝儀 − しゅうぎ

上棟式について説明した以下の文のうち、適切でないものを1つ選んでください。
上棟式とは、棟上げまでの工事が進んだことに感謝して建物の守護神と匠の神を祀り、建物が無事に完成することを祈願する儀式である。
地域により差異はあるが、一般住宅では神官(神主)を招くことは少なく、略式にて執り行うことが多い。
最近では建築主が工務店関係者や大工と交流をもつ祝いの会として祝宴が開かれ、家族の思い出づくりの場にもなっている。
規格型や量産型の住宅とは異なり、注文住宅においては、つくり手の顔が施主に見えることが望ましく、上棟式の開催は必須と言える。

つぎのうち、上棟式開催にあたって工務店が準備すべきものを1つ選んでください。
幣束、棟飾り、棟板など
直会(宴会)の為の飲み物と食事
引き出物(お土産)、赤飯、酒、饅頭など
ご祝儀

上棟式及び直会について説明した以下の文のうち、適切でないものを1つ選んでください。
上棟式は、建方当日に行う必要は無く、天候を考慮して外部廻りがある程度まで囲われ、足元の状態がよくなってから行うこともあります。
棟梁が鬼門に向けて幣束を棟木に付け、上棟の儀として施主(家族)と棟梁が四隅の柱に酒や塩、米などをまき建物を清めます。
地域によっては、餅やお金(硬貨)をまくところもあります。
直会(祝宴)はお客様と工事関係者一同が集まり、施主が式の進行を行うのが一般的である。