B.木造住宅の施工計画 11.資材の保管  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012

現場搬入について説明した以下の文のうち、適切でないものはどれですか。
資材は工事進捗のタイミングに合わせて搬入する。
現場のどこが資材置き場なのか、仮設計画図を確認して運搬業者と工事業者へ指示しておく。
現場のスペースに余裕がある場合は、できるだけ搬入の回数を減らすため一度に多くの資材を搬入するようにする。
使う順に資材を置くことで効率的に工事を進行することが可能になる。

資材の養生及び保管について説明した以下の文のうち、適切でないものはどれですか。
資材は分かりやすく、資材の品質と性能を維持して安全に保管しなければならない。
工程別や資材種別などに、各資材の保管場所、養生方法を建設廃棄物処理計画書に定める。
現場では置き場や養生方法を明確にするよう看板を掲げ工事業者や施主に対しても分かりやすく表示する。
敷地に余裕がある場合はテント(小屋)を一画に建て資材の保管場所を設置する。また資材を何処に保管すると表示をした看板等を設け、資材管理者を明記しておくことも大切。

資材の種類と保管方法の組み合わせとして正しいものを下記より選んでください。
【資材の種類】 (a)外部に長い木材を置く   
        (b)室内に建具枠を置く    
        (c)室内に石膏ボードを置く  

【保管方法】  (1)歪みや反りを防ぐため下敷ボードなどを用い、乾燥した平らな場所に重ねる。
        (2)ばた角を3カ所等分に置き白い防炎シートで覆いロープで木材と共に縛る
        (3)壁に倒れないようゴムバンドで結束し立て掛ける

(a)−(2)、(b)−(1)、(c)−(3)
(a)−(3)、(b)−(1)、(c)−(2)
(a)−(2)、(b)−(3)、(c)−(1)

大雨や台風等が予測される時の現場の資材の養生対策について説明した次の文のうち正しくないものはどれですか。
室内に置く建具枠は倒れないようゴムバンドで壁に結束し立て掛ける。
雨養生では降雨による雨水や泥跳ねの被害を防ぐため資材の敷き材位置を地面より嵩上げしておく。
強風対策として資材へ被せる養生シートに防炎シート(白色で重量がある)を使うと風によるバタつきを防止出来る。
必要があれば現場から一時的に引き上げて倉庫などで保管をすると良い。