B.木造住宅の施工計画 07.専門工事業者の選定と発注  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012

専門工事業者の発注に関して、次のうち正しいものはどれですか。
現場からは多くの情報が発信されるので、専門工事業者が悪い情報を出さないよう現場監督は現場に常駐すべきである。
専門工事業者に対しては、現場から知らずに発信されるネガティブ情報があること、近隣はそうした情報をキャッチしていることを前提として作業するよう周知徹底すべきである。
新規エリアでの工事の際は、そのエリア内でこれまで付き合いのない専門工事業者に優先的に発注するとよい。

専門工事業者の選定にあたって、次のうち適切なものはどれですか。
現場監督には、各専門工事業者がどの程度の施工が可能かを見極めることは難しいので、選定の際はできるだけ付き合いの長い工事業者を選ぶべきである。
施工品質を確保するためには、できるだけ毎回別の工事業者に発注するとよい。
発注しようとする専門工事業者が、求められる工事を得意としているか否かを見極める材料が足りない場合は、他の建築現場にも出向いて仕事ぶりを見て検討するとよい。

短工期の工事における専門工事業者の選定に関して、次のうち間違っているものはどれですか。
工期を短くすると経費は増大するが、さらに短い工期の突貫工事となれば経費は削減できる。
段取りがよく、作業の早い工事業者を選定する事が、突貫工事を終える解決になる。
工期内に納める事と、施工品質を向上させる事の両方の側面から工事業者の選定を行うべきである。